2003/9/13
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及川恒平ソロコンサート
名古屋・蝸廬庵にて |
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水野さんの知り合いの書道家が書いた入り口の案内
恒平さんの書いた字かと思っていました。
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プログラム |
前半
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後半
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虹に向かって
風の日
雨が空から降れば
終わりのない歌
ガラスの言葉
花嫁になる君に(吉田拓郎)
海賊の歌
お月様の歌
風と夜の歌
さよならの歌
赤馬夜曲
黒アゲハの乳房
なつのあさ
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雲の信号
惑星
ララのテーマ(映画主題歌)
金属メルヘン
赤い屋根の夢
夏の机
甘がきくろびん
傷ついた小鳥
君の窓から(西岡恭蔵)
引き潮
遥かな愛
五月雨川 |
アンコール
あげます(詞:谷川俊太郎、曲:小室等)
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コンサート印象記 |
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前回は随分と迷ってしまった蝸廬庵さんですが、
今回は休日だったので充分な時間の余裕をもって向かいました。
前回の記憶が残っていて、迷わず、たどり着けました。
入り口には、水野さんの知人の書道家による案内や、
恒平さんがゲストで出る、10月の野坂さんの個展の案内、
11月の白川ホールの案内などがおかれていました。
最初は、以前手がけた、人形劇から、「虹に向かって」
ナマでははじめて聞いた、半年前にリクエストした曲でした。
続けて 「風の日」「雨が空から降れば」
岸田敏史さん主演のテレビドラマ主題歌から「 終わりのない歌」を歌ってくれました。
演劇や、アニメーションや、テレビドラマなど、
映像と関係のある音楽の仕事が多かったと恒平さん。
その後は、オリジナル?とは随分違う拓郎さんの歌を2曲うたってくれました。
恒平さんが歌うと、どんな曲も繊細な情緒あふれる歌になってしまいます。
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続いて、別役実さんの作品、
お前はカンガルーだと人々に言われるうちに、自分はカンガルーだと思った人の話
「カンガルー」の時の曲を4曲披露してくれました。
詞は、別役実さん、曲は恒平さんです。
昔は、狭いステージに、いつのまにか、芝居に使うボートが置かれていたり、
今では考えられない、いろんなことがありましたと。
「赤馬夜曲」、「黒アゲハの乳房」等の演劇に関係ある曲も、
プログラムにないのに歌ってくれました。
お芝居の歌の後は、野坂さんの作品「こおろぎ」からうまれた「なつのあさ」を
作品集をまわしながら、歌ってくれました。
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前半が終了し、青森の画家野坂さんからの
さしいれのリンゴジュースをいただきながら、
恒平さんを囲んでみんなで、歓談をしました。
恒平さんの、ソロ歌手デビュー?は小学生の時だったそうです。
学芸会などで、歌が上手なので、よく独りで歌わされていたのだそう。
そのときのうたを、10月に岐阜である野坂さんの個展の作品をみて、
思い出したそうで、歌ってくれました。
後半は、宮沢賢治の詞に、恒平さんが曲をつけた、「雲の信号」からスタートです。
「惑星」も、ずいぶん昔にかいた曲ですが、古さを全く感じさせない
大好きな曲です。
「ララのテーマ」は映画音楽に、恒平さんが詞を書いて。
高校時代の文芸部の部長の影響をうけた作品「金属メルヘン」。
昨年の蝸廬庵さんではじめて聴いて、大好きな曲になった、
「赤い屋根の夢」と「夏の机」も歌ってくれました。
前者は、野坂さんの絵の個展のちらしに書いた詞だそうです。
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今回客席には、恒平さんの知人のピアニストの息子さん、
1歳10ヶ月の、たくとくんが来ており、
彼のために、恒平さんは特別に、プログラム変更?を。
たくとくんのお母さんが、玄関の案内を書いた書道家の方です。
ギターをパーカッションにしながら、「甘がきくろびん」を歌うと、彼は大喜び。
「傷ついた小鳥」では、歌詞にちゃんとあわせて、くるくる回って、笑っていました。
彼のおかげで「君の窓から」を含め、特別に聴くことができました。
そのあとは、今回も楽しみにしていた人が多い、「引き潮」
新曲、藤沢周平さんのドラマ「蝉しぐれ」の主題歌「遥かな愛」
ラストは「五月雨川」。
拍手の鳴り響く中、妙な手順はなしにしますと、
アンコール、谷川俊太郎さん作詞、小室等さん作曲の、
「あげます」を歌ってくれました。
コンサートの後、時間に余裕のあるファンの方たちと一緒に、
恒平さんとおしゃべりを楽しんでいたら、
運良く、水野さんが用意した近所のシェフの美味しい料理と、
知人の方の用意してくれた、ワインをいただくことができました。
料理がおいしいので、いったんはしまったギターを出し、
恒平さんからシェフに、歌のプレゼント「面影橋から」がありました。
素敵な音楽、料理・ワインで胸いっぱいの一日でした。
恒平さん、水野さんありがとうございました。
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